オープンソース
SpamAssassinの日本ユーザ会が発足ミーティング、参加を呼びかけ
オープンソースのスパム対策エンジン「SpamAssassin」の日本ユーザ会発足ミーティングが、3月18日に行われたオープンソースカンファレンスで開催された。これにより、日本SpamAssassinユーザ会(仮称)が発足段階に入った。
同ユーザ会は、サードウェアの久保元治氏が発起人。SpamAssassinの日本での普及に向けた活動を行うとみられる。同氏は、ユーザ会への参加を呼びかけている。
SpamAssassinは、spam（迷惑メール）を検出する、オープンソースのエンジンであり、キーワードやヘッダなどの情報からspamを検出する。しかし、SpamAssassinは日本語の文字コードの扱いが難しいため、日本語spamを検出しづらい、日本語のキーワードをルールに組み込むための作業が困難、などの問題が存在する。
同ユーザ会では、日本語スパムにも適用できる、SpamAssassin本体の改善や、利用環境の整備などの活動を行う予定であり、発起人の久保氏は、この活動推進のために、同会への参加を呼びかけている。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
日本SpamAssassinユーザ会(仮称)Wiki
The Apache SpamAssassin Project
