オープンソース

Linux Foundation、標準化規格「LSB 4.0」を発表

The Linux Foundationは12月8日(現地時間)、Linux標準規格「Linux Standard Base(LSB)」の最新版「LSB 4.0」と、LSB 4.0に準拠したLinuxディストリビューションを発表した。

LSBは、Linuxディストリビューション間の互換性のための標準規格。POSIX標準を拡張した標準ライブラリとユーティリティ群、ファイルシステムの階層構造のレイアウト、ランレベルの定義などが標準化されている。標準規格を設けることで、アプリケーションの互換性を向上させることを目的としている。

今回、LSB 4.0に準拠したディストリビューションをリリースしていると認定されたベンダーは、Red Hat、Oracle、Novell、Mandriva、RedFlag、Kylin、Linpus、Neoshineなど。

なお、Linux Foundationは同時に、LSB 4.1のベータ版も公開している。

(川原 龍人/びぎねっと)

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リリースアナウンス
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