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ネットアップ、共有型ITインフラのためのストレージ基盤を提供する新製品群を発表

ネットアップは11月18日、製品ラインアップを刷新し、クラウドコンピューティング時代における新たなストレージ基盤となる共有型ITインフラに移行するための新製品群を発表した。プライベートクラウドとパブリッククラウドの柔軟な実装を目指している。

ストレージ専用OSの最新バージョン「Data ONTAP 8.0.1」は、柔軟性、効率性、拡張性およびパフォーマンスの向上を図っている。業界初の機能「Unified Connect」は、1本のワイヤーを通してすべての標準的ネットワークプロトコル(FCoE・NFS・CIFS・FC・iSCSI)をサポートすることで、ストレージの運用効率およびパフォーマンスの向上とともに、管理の簡素化を実現する。

ハイエンドストレージ「FAS6280シリーズ」、「FAS6240シリーズ」および「FAS6210シリーズ」の3機種から構成されるストレージ・システムの新シリーズは、同社のユニファイド・アーキテクチャを拡張するほか、パフォーマンスを約2倍に向上している。ミッションクリティカルな基幹業務の要件を満たすと同時に、ビジネスの急激な成長やスピードに対応することを可能にする。

参考価格は、「FAS3200シリーズ」が最少構成価格で7,946,000円、「FAS6200シリーズ」が最少構成価格で23,338,000円(税別)。

(川原 龍人/びぎねっと)

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