オープンソース

「Fedora 14」 正式リリース

Fedora Projectは11月2日(現地時間)、Linuxディストリビューション「Fedora 14」を正式リリースした。

Fedora 14では、Kernel 2.6.35、GNOME 2.32、KDE 4.5など、最新のソフトウェアが採用されている。Fedora 14では、デスクトップ仮想化向けフレームワーク「SPICE(Simple Protocol for Independent Computing Environment)」を新たに搭載。仮想化されたデスクトップにリモートからアクセスできるようになった。また、XenからKVMに仮想マシンを簡単に移植できる「virt-v2v」の搭載など、仮想化機能が強化されている。開発者向けには、D言語がサポートされた。

対応アーキテクチャはx86とx86_64。Fedora 14のインストールメディアISOイメージは、Webサイトから無償で入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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リリースノート(日本語訳)