オープンソース
ウインドリバー、商用組み込みLinuxプラットフォーム「Wind River Linux 4」を発表
ウインドリバーは10月18日、kernel 2.6.34+を搭載し、クロスコンパイル ツールチェーンGCC 4.4、EGLIBC 2.11およびGDB 7をベースとする第4世代の商用組み込みLinuxプラットフォーム、「Wind River Linux 4」を発表した。
「Wind River Linux 4」は、ARM、Intel、MIPS、Powerアーキテクチャをサポートしており、間もなくリリース予定の次世代キャリアグレードLinux(CGL)5.0標準および、LSB 4.0認定要件に準拠している。
「Wind River Linux 4」の主な特徴は以下の通り。
○仮想化戦略を実現する複数のオプション
○プリエンプティブルなカーネル(PREEMPT RT)のサポートと、Wind River Linux 3.xで製品開発を行っているチームへのシームレスな移行パスの提供
○ユーザスペース、ワークフローおよびツールの機能拡張
○次世代マルチプロセッサのボード・サポート・パッケージ(BSP)をサポート
○x86ベースのマシン上でネイティブビルド環境でのアプリーションビルドを可能に
Wind River Linux 4は、10月下旬より提供予定となっている。
(川原 龍人/びぎねっと)