オープンソース
オープンソースのコンテナ管理ツール「Kubernetes 1.31」リリース
Googleは8月13日(現地時間)、オープンソースのコンテナ管理オーケストレーションツール「Kubernetes 1.31」をリリースした。
「Kubernetes」は、Dockerコンテナの作成、レプリケーション、管理機能などを搭載し、運用を自動化するツール。複数のコンテナを1つのシステムとして扱うことができる。
「Kubernetes」の技術は、Googleで既に採用されており、Googleのプログラムを実行すると、プログラムはGoogleのコンテナ技術「lmctfy」によって実行される。「Kubernetes」は、その際に、複数のコンテナを作成し、管理を行うツールでもある。
「Kubernetes 1.31」では、AI機能が改善され、クラウドプロバイダラベルが安定扱いとなったほか、「Dynamic Resource Allocation(DRA)」APIとその設計がアップデートされるなど、さまざまな機能強化・拡充が施されている。
(川原 龍人/びぎねっと)