オープンソース

バージョン管理システム「Git 2.46.0」リリース

バージョン管理システムGitの最新版、「Git 2.46.0」が7月30日(現地時間)リリースされた。

Gitは、Linux kernelのソースコード管理を目的として、Linus Torvaldsらによって開発が開始された、高速の分散型バージョン管理システム。ワークディレクトリがすべてのリポジトリ履歴を持っているため、中央サーバへのアクセスを行わなくてもリビジョン間の履歴を調べることができる。

「Git 2.46.0」では、コマンドライン補完スクリプトが強化され、「git symbolic-ref」コマンドの補完が改善されたほか、認証プロセスがBearerやNTLMなどの最新の認証スキームのサポートによって強化されたことによってセキュリティが強化された。そのほかにも、いくつかの機能強化・変更、安定性向上などが施されている。

「Git 2.46.0」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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