オープンソース

DNSネームサーバ「BIND 9.20」リリース

ISCは7月23日(現地時間)、「BIND 9.20」をリリースした。

「BIND 9.20」は、BIND 9のメジャーアップデートリリースに当たる。「BIND 9.20」では、アプリケーションコアインフラが非同期イベントループを利用して完全に書き直されたほか、DNSゾーンとキャッシュデータを格納するためのデフォルトのデータベースとして古いRBTDBに代わるQP-trieが導入された。また、auto-dnssec機能が削除され、単一のDNSSECポリシー管理アプローチが採用されるなど、DNSSECが大幅にアップデートされた。

なお、パフォーマンステストでは、以前のバージョンと比較してメモリ使用量とレイテンシが大幅に改善されているという。

「BIND 9.20」は、Webサイトから無償でダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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