セキュリティ情報
RedHat系などのOpenSSH実装に脆弱性、アップデートの適用を推奨
Solar Designerは7月8日(現地時間)、特定のLinux環境にあるOpenSSHから脆弱性を発見したと報告した。7月1日に明らかにされたセキュリティ脆弱性のレビュー中に発見されたものとしている。
この脆弱性は「CVE-2024-6409」として追跡されている。この脆弱性は、7月1日に発見された脆弱性と同じシグナルハンドラー競合状態を原因とするが、この状態が発生する状況は限定的であるため、RedHat系などのLinuxディストリビューションでのみ発生するという。
この脆弱性に対するセキュリティアップデートはRed Hat Enterprise LinuxやFedora、AlmaLinux、Rocky Linuxなどで提供されている。ユーザはアップデートを施すことが強く推奨される。
(川原 龍人/びぎねっと)
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