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SeaMonkey Council、Mozilla Suiteの後継となる「SeaMonkey 1.0」リリース

SeaMonkey Councilは1月30日、Mozilla Suiteの後継となる「SeaMonkey 1.0」を発表した。SeaMonkeyは、Web ブラウザ、メールクライアント、WYSIWYG の Web ページ作成機能、IRC チャットクライアントが同梱されている、インターネットスィート。Web 開発者向けののDOM インスペクタやJavaScript デバッガツールも同梱される。

SeaMonkeyは、先代の Mozilla Application Suite や Netscape Communicatorの外見・操作性を備えつつ、ドラッグ・アンド・ドロップで並び替えができるタブ、電子メールのフィッシング検出機能、複数アカウントを管理するためのグローバルボックス、Scalable Vector Graphics(SVG)のサポートなど、いくつかの新機能が搭載されている。

SeaMonkey Councilは、Mozilla Foundationがスイート製品の開発を中断した際に、Mozillaのスイートコードベースを中核にして立ち上げられた。今後も、このスイートの開発を続けていくという。

SeaMonkey 1.0は、Windows、Mac OS X(10.2以降)のほか、Red Hat Linux、Debian 3.0などのディストリビューションに対応している。SeaMonkey 1.0は、Mozilla FoundationのWebサイトから無償でダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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