オープンソース
Rustで実装されたオープンソースのハイパーバイザー「Cloud-Hypervisor 40」リリース
Cloud-Hypervisor Teamは6月16日、最新版となる「Cloud-Hypervisor 19.0」を公開した。
「Cloud-Hypervisor」は、Intelが主導するクラウドネイティブワークロード向けのLinuxハイパーバイザ。KVMまたはMicrosoft HypervisorラッパーのMSHVで動作する。Rustで実装されており、rust-vmmクレートをベースとし、低遅延、省メモリフットプリントなどの特徴を備えている。
「Cloud-Hypervisor 40.0」では、ファイル記述子でバックアップされたネットワークデバイス復元のサポート、起動時のパフォーマンスの向上、L1キャッシュの詳細がゲストVMに正しく伝播される頻度の向上、ゲストのデフォルトトポロジーでソケットではなく複数のコアが使用されるようになったことなど、さまざまな機能強化、および不具合の修正が行われている。
「Cloud-Hypervisor」は、GitHubからダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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