オープンソース
KDE、デスクトップ環境「KDE Plasma 6.1」リリース
KDEは6月18日(現地時間)、デスクトップ環境のグラフィカルシェル「KDE Plasma 6.1」をリリースした。
「KDE Plasma」は、デスクトップ環境「KDE」のバージョンアップに伴い、モバイル機器向けの変更を施したウィジェットエンジン。画面の解像度に依らないインターフェイスが特徴となっており、画面の大きさ・解像度に依らず適切な画面表示によるデスクトップ環境を提供する。
「KDE Plasma 6.0」ではベースとなる「Qt 6」フレームワークへの移行を行うことが主眼となっていたが、今回の「6.1」では開発者がデスクトップを新たなレベルに引き上げる機能の実装が開始された。このリリースでは、システム設定アプリから直接リモート デスクトップを起動できるようになったほか、Plasmaのカスタマイズ(詳細)ビジュアル調整機能の拡充、WaylandでもX11の場合と同様に前回のセッションで何をしていたかを「記憶する」機能が追加されるなど、さまざまな機能強化が施されている。
「KDE Plasma 6.1」は、Webサイトから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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