オープンソース

「Wine 9.11.0」リリース

Wine HQは6月15日(現地時間)、x86アーキテクチャ上のLinuxなどでWindows向けアプリケーションを動作させるソフトウェア、「Wine 9.11.0」をリリースした。

Wineは「Wine Is Not an Emulator」の略称であり、その名の通りエミュレータを動作させるのではなく、Windowsアプリケーションをネイティブ動作させるソフトウェア。X Window Systemを利用して、Windows向けのGUIアプリケーションを動作させることができる。

「Wine 9.11.0」では、長年潜在していたバグが解消されるなど複数の不具合修正が施されたほか、いくつかのアーキテクチャへの対応強化などが施されている。

「Wine 9.11.0」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
プレスリリース