オープンソース
IoT/組み込み向け「Ubuntu Core 24」リリース
Canonicalは6月4日(現地時間)、IoT向けLinuxディストーション「Ubnutu Core 4」をリリースした。
「Ubuntu Core 24」は、「Ubuntu 24.04」をベースとし、IoT向けに軽量化などの処理を施したLinuxディストリビューション。組み込み、コンテナでの利用にも適している。パッケージを必要なもののみに絞り込み、容量を抑えている。特徴の一つに、「Snap」と呼ばれるセキュリティ施策を備えたパッケージシステムを持つなどの特徴を持っている。また、Arm、X86、RISC-Vをサポートし、対応プラットフォームの幅を広げている。「Ubuntu Core 24」は、今後12年間のセキュリティアップデートが提供される予定となっている。
「Ubuntu Core 24」は多数の機器の接続を想定しており、インストール時間の短縮、工場でのエアギャップインストールが可能になっている。これによって、短時間での展開と世界的サプライチェーンのセキュリティに対応した。
(川原 龍人/びぎねっと)
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