オープンソース
Waylandクライアントとして動作するXサーバ「XWayland 24.1」リリース
Waylandクライアントとして動作するXサーバ「XWayland 24.1」が5月15日(現地時間)、リリースされた。
XWaylandは、Waylandクライアントとして動作するXサーバ。XWaylandによって、Waylandコンポジタの範囲内でネイティブのX11クライアントアプリケーションを動作させることができる。
「XWayland 24.1」は、スタック全体で長い間取り組んできた明示的な同期サポートを提供する。明示的な同期サポートは、ドライバ側のサポートがR555 ベータドライバとともに NVIDIA独自のLinux グラフィックドライバに大きな改善を施す。また、「XWayland 24.1」では、NVIDIAが最近のドライバ バージョン全体でGBMを最終的にサポートするようになったことで、EGLStreamバックエンドが削除されたほか、OpenGLを使用した2Dアクセラレーションの手段としてGLAMORの改善とGLAMOR OpenGL ES 3.0 シェーダのサポートも提供する。
「XWayland 24.1」は、Webサイトから無償でダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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