AMDの4月16日(現地時間)、最新のx86プロセッサ「Ryzen PRO 8040」シリーズおよび「Ryzen PRO 8000」シリーズを発表した。

「Ryzen PRO 8040」シリーズはビジネスノートPCおよびモバイルワークステーション向けCPU。4nmプロセスで製造され、「Zen 4」アーキテクチャを採用している。「AMD Ryzen AI」が搭載されたモデルもあり、チップに「AMD RDNA 3」アーキテクチャが統合されている。また、消費電力の削減も図られている。フラグシップモデルの「Ryzen 9 PRO 8945HS」は、8コア、16スレッド。24MBのキャッシュ。Radeon 780Mを備えている。

「Ryzen PRO 8000シリーズ」は、低消費電力で高いパフォーマンスを実現するビジネスユーザ向けのAI対応デスクトッププロセッサ。一部のモデルにはAI専用エンジンが搭載されており、没入型AI体験を実現する。4nmプロセスで製造され、「Zen 4」アーキテクチャを採用している。

「Ryzen PRO 8040」シリーズのプロセッサは、2024年第2四半期からHPやLenovoなどのOEMパートナー企業から、「Ryzen PRO 8000」シリーズはOEMパートナーだけでなく一部のチャネルパートナーからも発売される予定。

(川原 龍人/びぎねっと)

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