オープンソース

システムレスキューに特化したディストリビューション「SystemRescueCd 11.0」リリース

SystemRescueCd Teamは1月28日(現地時間)、Linuxディストリビューション「SystemRescueCd 11.0」をリリースした。

SystemRescueCdは、システムクラッシュ時のレスキューに特化した、ワンCD-Linuxディストリビューション。Arch Linuxをベースに構築されており、データ復旧、バックアップ、パーティショニング、ネットワークツールなどのツールが充実している。ファイルシステムは、ext2/ext3/ext4、XFS、reiserfs、btrfs、jfs、vfat、NTFSなどをサポートしている。

「SystemRescueCd 11.0」では、カーネルにLinux 6.6 LTSを採用。bcachefsファイルシステム実装用のbcachefs-toolsファイルシステムユーティリティ、ブロックベース用のBlocksync-fastブロックデバイス同期ツール、RAWファイルシステム検査用のThe Sleuth Kitツールなどの新しいツールが含まれている。

CD-ROMのISOイメージは、プロジェクトのWebサイトから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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