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Cloudflare、「有史以来もっとも持続的かつ大規模」2023年第3四半期の分散型サービス拒否攻撃(DDos)のレポートを発表
Cloudflareは10月26日(現地時間)、2023年第3四半期の分散型サービス拒否攻撃(DDos)のレポートを発表した。
このレポートによると、100カ国以上、300以上の都市にまたがる世界最大規模のネットワークを通じて情報収集がなされ、分析を行った結果、2023年の第3四半期は、「有史以来もっとも持続的で大規模な分散型サービス拒否攻撃キャンペーンを観測した」という。
Cloudflareは数千件に及ぶ事案において超大量HTTP分散型サービス拒否攻撃を軽減した。そのうち89件において、毎秒1億リクエストを超え、ピーク時は毎秒2億100万リクエストに達した。これは、従来の最大記録である毎秒7,100万リクエストの約3倍にあたるという。また、このキャンペーンによって、2023年第3四半期のHTTP分散型サービス拒否攻撃のトラフィックは前四半期と比べて65%増加した。
標的となった企業はゲームおよびギャンブル関連企業が多かったという。なお、DDoS攻撃はCVE-2023-44487を悪用したものとみられている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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