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ギブリー、国家資格試験領域に準拠したスキル総合診断テスト「デジタルスキルパスポート試験」を公開

ギブリーは10月23日、デジタルスキル標準とITパスポートや基本情報技術者試験といった国家資格試験領域に完全準拠したスキル総合診断テスト「デジタルスキルパスポート試験」を公開した。

同社は、プログラミングスキルの可視化を基盤とした、エンジニアの採用・育成・評価で必要とされる、各種プロダクト・サービスを網羅したHRプラットフォーム「Track」を運営している。

「デジタルスキル標準」とは、データ活用やデジタル技術の進化による産業構造の変化を背景に、経済産業省と情報処理推進機構(IPA)が取りまとめ、令和4年12月に発表されたもの。ビジネスパーソン全体がDXに関する基礎的な知識やスキル・マインドを身につけるための指針である「DXリテラシー標準」、および企業がDXを推進する専門性を持った人材を育成・採用するための指針である「DX推進スキル標準」の2種類で構成されている。

デジタルスキルパスポート試験は、すべてのビジネスパーソン向けのLv.1と、DX推進人材に求められる共通スキルを測るLv.2にて構成されている。

Lv.1
対象 すべてのビジネスパーソン
想定受験時間 40分
出題形式 選択式問題(68問)
対応範囲 ITパスポート・DXリテラシー標準
通常販売価格 6,000円/受験ライセンス

Lv.2
対象 システムエンジニア
想定受験時間 120分
出題形式 選択式問題(50問)・プログラミング実装問題(1問)
対応範囲 基本情報技術者試験・DX推進スキル標準
通常販売価格 8,000円/受験ライセンス

なお、試験に対応した学習カリキュラム・職種別試験(Lv.3)も順次リリースされる(2024年1月予定)。

(川原 龍人/びぎねっと)

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