オープンソース

Cライブラリのglibc最新版、「glibc 2.38」リリース

GNU Projectは7月31日(現地時間)、UNIX系OSなどで広く利用されているCライブラリであるGNU C library(glibc)の最新版、「glibc 2.38」がリリースされた。glibcは、C言語で記述されたプログラムで利用される関数のフリーなライブラリであり、Linuxでは事実上の標準実装となっている。

「glibc 2.38」では、いくつかの関数で先頭に0bまたは0Bがついた2進整数をサポートしたほか、 C2XのPRIb*、PRIB*、および SCNb*マクロの追加、ベクトル数学ライブラリlibmvecのAArch64への追加など、複数の機能強化・修正、不具合の修正が施されている。

「glibc 2.38」のソースコードは、GNU Projectのダウンロードページや、ミラーサイトからダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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GNU C library(glibc)
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