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情報処理推進機構、4月分のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況を公開、「SNSやミニブログサービス」を悪用した攻撃に注意

情報処理推進機構は5月7日、2010年4月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況をまとめ、公開した。この中で、同機構は「mixi」などのSNS、および「twitter」などのミニブログサービスを悪用した不正アクセス攻撃の出現に触れており、注意を呼びかけている。

具体的には、たとえばtwitterを悪用した攻撃の例として、他者の「ツイート」に書かれているURLをクリックしてしまうことで、危険なサイトへ誘導されてしまうという例が書かれている。特に、twitterでよく利用されている「短縮 URL」を悪用した攻撃は、クリックするまでどのようなWebサイトに誘導されるかわからないため、危険だとしている。

なお、4月のウイルスの検出数は約4万個で、3月の約5.8万個から31.9%の減少となっている。また、不正プログラムの検知状況は、3月から大きな変化はないとしている(ただし、不正プログラムはいつ急増するかわからないため、引き続き注意が必要)。

(川原 龍人/びぎねっと)

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コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況[4月分]について