オープンソース

「VirtualBox 7.0.10」リリース

OracleのVirtualBox最新版、「VirtualBox 7.0.10」が7月18日(現地時間)リリースされた。

VirtualBoxは、ホスト上に仮想マシンを作成し、その上で別のOSを実行することができるソフトウェア。Windows版、Linux版、 BSD版などが用意されており、幅広いゲストOSに対応。個人利用または評価目的の場合は無償で利用可能。また、ソースコードがOSE版としてGPLの下で公開されている。

「VirtualBox」は、仮想マシンからUSB機器を利用したり、Windowsのリモートデスクトップ接続を仮想マシンへ接続する、などの操作が可能。3Dアクセラレーションをサポートしており、64ビットゲストにも対応している。「VirtualBox 7.0.10」では、Linuxカーネル「Linux 6.4/6.5」に対するサポートの強化が加わったほか、インストーラー領域が改善されたほか、カーネルモジュールの署名が必要な場合のチェックが改善されるなどの強化、修正、不具合の修正が施されている。

VirtualBoxはWebサイトから入手できる。非オープンソースのバイナリが含まれる「Extension Pack」は、個人利用に限り無償で利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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