オープンソース
ネットワークプロトコルアナライザ「Wireshark 4.0.7/3.6.15」リリース
Wireshark Foundationは7月12日(現地時間)、ネットワークプロトコルアナライザ「Wireshark 4.0.7/3.6.15」をリリースした。
Wiresharkは、Ethrealの名称で公開されていたネットワークプロトコルアナライザ。パケットキャプチャやプロトコル解析により、ネットワークの解析を行うことができるツール。「Wireshark 4.0.7」では、Kafkaディセクタのクラッシュを引き起こす脆弱性、およびiSCSIディセクタのクラッシュを引き起こす脆弱性など、複数の不具合が修正されている。前者の不具合は「3.6」系列にも存在するため、同じ処置を施した「3.6.15」もリリースされた。ユーザはアップデートが強く推奨される。
「Wireshark 4.0.7/3.6.15」は、Windows版、Linux版(Red Hat向け・Debian向けなど各ディストリビューション向けパッケージも用意)、FreeBSD版、SolarisやHP-UXなどに対応したUNIX版、Mac OS X版パッケージが用意されている。
「Wireshark 4.0.7/3.6.15」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
リリースノート(4.0.7)