オープンソース
「Debian GNU/Linux 12(Bullseye)」リリース
Debian Projectは6月10日(現地時間)、LinuxディストリビューションDebian GNU/Linuxの最新版「Debian GNU/Linux 12.0」(コードネームbookworm)を正式リリースした。
bookwormでは、マニュアルページ形式のドキュメントが増強され、より多くの言語に対応したほか、天文学や医学、生命科学の分野で強化が加わっている。また、搭載されたソフトウェアが「Debian 11」に比べ増加したほか、古くなった機能が整理されるなどの手が加わっている。デスクトップ環境なども、GNOMEを中心として新しいパッケージが採用されるなど、数多くの変更が加わっている。
bookwormがサポートされているアーキテクチャは、 amd64、i386、Intel IA-64(ia64)、SPARC、MIPS、mps64el ppc64el、IBM S/390、AMD64、armel、arm64、ARMv7、ppc64elなど。bookwormは、通常のインストールメディアに加え、CD-ROMやUSBメモリなどのライブイメージでも起動できる。
「Debian GNU/Linux 12.0」(bookworm)は、Webサイトからダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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