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HTTPサーバ「nginx 1.25.0」リリース、「HTTP/3」を実験的にサポート

Nginx.orgは5月23日(現地時間)、HTTPサーバnginxの最新版、「nginx 1.25.0」をリリースした。

nginxは、ロシアのIgor Sysoev氏を中心として開発されているHTTPサーバソフトウェア。リバースプロキシ、キャッシュ、負荷分散、圧縮などの機能を持っている。また、高速、軽量、安全性などを特徴としており、Facebook、Dropboxなどが導入した実績を持っている。

「nginx 1.25.0」では、「HTTP/3」が実験的にサポートされた。「HTTP/3」では、TCPに代わり、トランスポート層のプロトコルがUDPベースの「QUIC」となっている。これに伴い、接続に要する時間の短縮が期待できる。

「nginx 1.25.0」は、Webサイトから無償で入手できる。Windows、Mac OS X、Linux、FreeBSD、Solarisなどに対応している。

(川原 龍人/びぎねっと)

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