オープンソース
ネットワークプロトコルアナライザ「Wireshark 4.0.6/3.6.14」リリース
Wireshark Foundationは5月25日(現地時間)、ネットワークプロトコルアナライザ「Wireshark 4.0.6/3.6.14」をリリースした。
Wiresharkは、以前Ethrealの名称で公開されていたネットワークプロトコルアナライザ。パケットキャプチャやプロトコル解析により、ネットワークの解析を行うことができるツール。「Wireshark 4.0.6」では、Candumpログファイルパーサがクラッシュする恐れのある脆弱性や、Synchrophasorディセクタのクラッシュを引き起こす危険のある不具合など、9件の脆弱性が修正されている。このうち7件は「3.6」系列にも存在するため、同じ処置を施した「3.6.14」もリリースされた。ユーザはアップデートが強く推奨される。
「Wireshark 4.0.6/3.6.14」は、Windows版、Linux版(Red Hat向け・Debian向けなど各ディストリビューション向けパッケージも用意)、FreeBSD版、SolarisやHP-UXなどに対応したUNIX版、Mac OS X版パッケージが用意されている。
「Wireshark 4.0.6/3.6.14」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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リリースノート(4.0.6)