オープンソース
Linuxディストリビューション「Trisquel GNU/Linux 11.0 LTS」リリース
Trisquel GNU/Linuxの最新版、「Trisquel GNU/Linux 11.0 LTS」が3月19日(現地時間)、リリースされた。
「Trisquel GNU/Linux」は、Ubuntuをベースとした、i386およびx86_64向けのLinuxディストリビューション。GNU FSDGに適合しており、フTrisquelは4つの基本バージョンを用意している。スペイン発のLinuxディストリビューションだが、日本語を含む50の言語に対応している。
「Trisquel」は、標準パッケージのほか、古いハードウェアでも動作するようサイズを圧縮した「Trisquel Mini」、児童・生徒向け「Trisquel Sugar TOAST」、デスクトップ環境が付属しておらずテキストベースのインストーラからなる「Trisquel NetInstall」が提供されている。
「Trisquel GNU/Linux 11.0 LTS」は長期サポート版(Long Term Support:LTS)として提供され、リリースから約2年間はアップデートが提供される。カーネルにLinux 5.15、デフォルトのデスクトップ環境として MATE 1.26 が付属している。また、同バージョンからAArch64 (ARM64) および PowerPC 64 bit le(ppc64le)をサポートした。
「Trisquel GNU/Linux 11.0 LTS」では、Webサイトからダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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