オープンソース

ネットワークプロトコルアナライザ「Wireshark 4.0.4/3.6.12」リリース

Wireshark Foundationは3月2日(現地時間)、ネットワークプロトコルアナライザ「Wireshark 4.0.4/3.6.12」をリリースした。

Wiresharkは、以前Ethrealの名称で公開されていたネットワークプロトコルアナライザ。パケットキャプチャやプロトコル解析により、ネットワークの解析を行うことができるツール。「Wireshark 4.0.4」では、10681ディセクターのクラッシュを引き起こす危険のある不具合が修正されている。同様の不具合は「3.6」系列にも存在するため、同じ処置を施した「3.6.12」もリリースされた。ユーザはアップデートが強く推奨される。

「Wireshark 4.0.4/3.6.12」は、Windows版、Linux版(Red Hat向け・Debian向けなど各ディストリビューション向けパッケージも用意)、FreeBSD版、SolarisやHP-UXなどに対応したUNIX版、Mac OS X版パッケージが用意されている。

「Wireshark 4.0.4/3.6.12」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
リリースノート(4.0.4)