オープンソース

「LibreOffice 7.5.1 Community」リリース

The Document Foundationは3月2日(現地時間)、「LibreOffice 7.5.1 Community」をリリースした。

「The Document Foundation」は、2010年9月にOpenOffice.orgの開発者らがOracleから独立して立ち上げた、オフィススィートの開発に当たっているコミュニティ。SUSE Linux、Red Hat、UbuntuなどのLinuxディストリビューションの支援を受けており、「OpenOffice.org」から分岐したLibreOfficeの開発に当たる。

「LibreOffice 7.5.1 Community」は、「Community」を冠したリリースとしては初のアップデートリリースとなっている。「Community」は企業を対象としたバージョンではないことを表したリリース。「LibreOffice 7.5.1 Community」は機能強化などを積極的に取り入れる「Fresh版」となっており(Still版は「7.4系列」)、ダークモードが大幅に改良されたほか、スタート センターでドキュメントをタイプ別にフィルタリングできるようになるなど、複数の機能強化が加わっている。

「LibreOffice」は、Windows/Linux/Mac OS Xに対応しており、それぞれWebサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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