オープンソース
IntelとNokia、Linuxベースのモバイル向けOS「MeeGo」をリリース
IntelとNokiaは3月31日(現地時間)、新しいLinuxベースのモバイル向けOS「MeeGo」をリリースした。
MeeGoは、ネットブック、タブレット型PC、スマートフォン、インターネット接続が可能なテレビなど、さまざまな機器に搭載できるモバイル向けOS。Intelが開発に当たっているモバイル向けOS「Moblin」からコアの部分を、Nokiaが開発したLinuxベースの「Maemo」からユーザインタフェースの部分を取り出して統合したOS。Atomプロセッサ及びARMプロセッサに対応したイメージデータが提供される。
MeeGoに対応したアプリケーションを開発するには、誰でも「Qtフレームワーク」を使用すればよい。Qtで開発されたアプリケーションは、複数のプラットフォームで動作する。
MeeGoは、Webサイトから無償でダウンロードできる。ダウンロードしたイメージは、Linux搭載パソコンから対応デバイスにインストールできるほか、CDメディアやUSBメモリでも利用できる(ただし、UIのモジュールが未整備のため、ターミナルモードでブートする必要がある)。
(川原 龍人/びぎねっと)
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