オープンソース

サードウェア、Linux向けクラスタサポートを拡充し「Linux HAサポート」として提供開始

サードウェアは3月26日、Linux HAを構成するソフトウェアの開発元であるLINBIT Information Technologies GmbHとの提携に基づき、従来の「DRBDサポート」のサポート範囲とサポート内容を拡充、「Linux HAサポート」として提供開始した。

「Linux HA」は、システムの可用性を高めるクラスタ技術や、データの保全性を高めるためのレプリケーション技術を体系化したもの。DRBD、PacemakerおよびHeartbeatなどのオープンソース・ソフトウェアで構成される。

同社は既に7年以上Linux HAに取り組んでおり、複数のメールサーバやデータベースサーバなどのクラスタシステム、約30テラバイトという大容量のストレージクラスタ、災害に備えて他拠点にリアルタイムでデータをバックアップするバックアップシステムなどの実績がある。今回発表した「Linux HAサポート」は、オープンソースによる高可用化や災害対策のニーズの高まりに対応し、開発元と連携して高品質のサポートを提供するもの。

「Linux HAサポート」は、「Linux HAテクニカルサポート」・「Linux HAトレーニング」・「Linux HA認定技術者試験」・「Linux HA設計支援サービス」・「Linux HA構築支援サービス」・「エンタープライズクラスタ」の6種類のサポートサービスで構成される。

(川原 龍人/びぎねっと)

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