オープンソース

Trail of Bits、「SQLite」に存在する脆弱性に関する注意喚起を発表

Trail of Bitsは10月25日(現地時間)、「SQLite」に危険度の高い脆弱性が存在していたとして注意喚起を発表した。

この脆弱性は、printf関数の取り扱いに不具合があり、悪用されるとDDoS攻撃を受ける危険がある(CVE-2022-35737)。この脆弱性は、「SQLite 1.0.12」から存在しており、「SQLite 3.39.2」において修正されている。「SQLite」のユーザはアップデートを施すことが推奨される。

SQLiteは、Cで実装されたRDBMS。軽量であり、中小規模のデータベース向けに開発されている。APIはシンプルで、ライブラリを呼び出すだけで利用できる。データの保存には単一のファイルを利用する。種々のアプリケーション、Perl、Python、Rubyなどの言語からの利用も可能。

(川原 龍人/びぎねっと)

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