オープンソース

レッドチーム向け対話型分析ツール「RedEye」リリース

CISA(Cybersecurity and Infrastructure Security Agency)は10月14日(現地時間)、レッドチームの活動を可視化し、報告するための対話型オープンソース分析ツール「RedEye」をリリースした。

レッドチームとは、セキュリティの専門家から構成されるチームで、顧客組織に対して物理的、人的、サイバーを組み合わせ、物理・仮想問わず現実に近い攻撃を仕掛け、企業のセキュリティ対策の実効性を検証することが役目。「RedEye」は、CISAのPacific Northwest National Laboratoryが開発したオープンソースの分析ツール。

オペレータは、チーム評価に応じて、データの評価と表示、緩和策の評価、効果的な意思決定などが可能になり、Cobalt Strikeからのログなどを解析し、データを消化しやすい形式で表示できる。レッドチームの評価活動をそのまま再生し、実演することができることが特徴。

「RedEye」の成果物は、GitHubに公開されている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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