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フィックスターズ、GPUコンピューティング向けに最適化された企業向け「Yellow Dog Enterprise Linux for CUDA」をリリース
フィックスターズは3月3日、GPUコンピューティング向けに最適化された企業向け「Yellow Dog Enterprise Linux for CUDA」を発表した。
Yellow Dog Linuxは、Fedoraをベースとして開発された、PowerPCアーキテクチャおよびPLAYSTATION 3(PS3)、YDL PowerStationで動作するLinuxディストリビューション。
「Yellow Dog Enterprise Linux for CUDA」は、NVIDIA GPUをアクセラレータとするx86システムにインストールして利用する企業向けLinux OS。インテグレーション、パフォーマンス、アプリケーション開発、サポートなどの面で、GPUコンピューティングに最適化されている。GPUコンピューティングは、金融シミュレーション、科学技術計算、サイスミック、医用画像処理など、高いコンピューティングパワーを必要とする分野で積極的に採用されている。同製品は、NVIDIA GPU専用の開発環境CUDAを収録しており、統合的なテクニカルサポートとアップデートを提供する。
価格は、 企業向け1サーバあたりのサブスクリプションが年間45,000円で提供される。教育機関向けには、ノンサポート版が無償で提供される。
(川原 龍人/びぎねっと)
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