セキュリティ情報
遠隔操作ウィルス、DDoS展開、ランサムウェアの機能を合わせ持ったマルウェア「Borat RAT」が発見される
The Hacker Newsは8月22日(米国時間)、新しい遠隔操作ウィルス(RAT: Remote Administration Tool)「Borat RAT」に関する注意喚起を発表した。
遠隔操作ウィルス(RAT)は、通常ネットワークリソース、ファイルへのアクセス、マウスおよびキーボードなどへの制御など被害者のシステムを制御するための機能が搭載されている。「Borat RAT」には、このような機能だけでなく、ランサムウェアや分散型サービス拒否攻撃(DDoS)を展開する機能を持っているという。RAT、DDoSの展開、ランサムウェアの3つの機能を持つマルウェアは珍しく、同社は注意を呼びかけている。
「Borat RAT」などのパッケージ化されたマルウェアの危険性は未知数な部分も多く、今後注意が必要。
(川原 龍人/びぎねっと)
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