オープンソース

「LibreOffice 7.4 Community」リリース

The Document Foundationは11月25日(現地時間)、「LibreOffice 7.4 Community」をリリースした。

「The Document Foundation」は、2010年9月にOpenOffice.orgの開発者らがOracleから独立して立ち上げた、オフィススィートの開発に当たっているコミュニティ。SUSE Linux、Red Hat、UbuntuなどのLinuxディストリビューションの支援を受けており、「OpenOffice.org」から分岐したLibreOfficeの開発に当たる。

「LibreOffice 7.4 Community」は、新機能を望むパワーユーザなどに向けたFreshバージョンの新バージョン、「7.4」の新規リリースとなる。「Community」は企業を対象としたエディションではないことを表している。「LibreOffice 7.4 Community」では、LibreOffice全体としてWebP形式とEMZ/WMZ形式の画像ファイルがサポートされたほか、「ScriptForge」ライブラリにヘルプページが追加されるなどの機能強化が施されている。また、「Writer」において脚注領域での変更追跡が改良されるなど、個別に複数の機能強化、セキュリティ強化や不具合修正が行われている。

「LibreOffice」は、Windows/Linux/Mac OS Xに対応しており、それぞれWebサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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