オープンソース

Google、オープンソースのプログラミング言語「Go 1.19」リリース

Googleは8月2日(現地時間)、オープンソースのプログラミング言語Goの正式版、「Go version 1.19」をリリースした。

Goは、Pythonのようなダイナミック性と、C/C++のようなコンパイル言語の特徴を併せ持ったプログラミング言語。コンパイラとランタイムライブラリから構成されており、短時間でコードのコンパイルが可能。並列プログラミングもサポートしている。インタプリタ言語とコンパイル言語の長所を採り入れ、新たなポジションの確立を目指している。

Go言語は、Windows、Mac OS(10.13以降)、FreeBSD、Linux、Androidのほか、DragonFly BSDやSolarisに対応している。「Go 1.17」では、64ビットARM/Windowsに対応した。また、「Go 1.19」では、コメントで見出し、リンク、リストが利用できるようになり、巨大なAPIなどのドキュメントコメントが記述しやすくなったほか、メモリモデルにも強化が加わるなど、機能の強化や不具合の解消などが施されている。

「Go 1.19」は、Linux版とMac OS X版がWebサイトに公開されている。ライセンスはBSDベースの独自ライセンスとなっている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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