オープンソース

Red HatとABB、産業用エッジとハイブリッドクラウドソリューション提供で提携

 Red HatとABBは7月12日(現地時間)、ABBのプロセスオートメーション・産業用ソフトウェアを活用しているユーザが、Red Hat Enterprise Linux上に構築されたプラットフォーム上で展開されるクラウドソリューションを提供するため、パートナーシップを締結したと発表した。

 Red Hatは、セキュリティおよび生産性のニーズに対応しながら効率を向上させるために、プラントデータの収集・管理を重要視しており、これはABBの方向性と一致しているとしてパートナーシップを結んだ。Red Hat Enterprise LinuxをベースとしたエンタープライズKubernetesプラットフォーム上で、さまざまな規模の産業向けエッジにおけるワンストップのアプリケーションプラットフォームをABBに提供することで、ABBのユーザの開発と管理の作業を簡易化する。

 ABBの「Edgenius」と「Genix」は、複数のデプロイに渡って規模を拡大することができる。今回のパートナーシップ締結により、ABBにおいてゼロタッチプロビジョニングなどの機能を活用できるようになり、プラント全体の管理が可能となる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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