セキュリティ情報

Intezer、新しいLinuxマルウェア「OrBit」に対する注意喚起、新しい形の脅威に注意

 Intezerは7月10日(現地時間)、新しいLinuxマルウェア「OrBit」に対する注意喚起を発表した。

「OrBit」は、感染したマシンやサーバへのバックドアを作成するマルウェア。このマルウェアは、実行中のプロセスに感染することもあり、システムのアカウント情報を窃取したり、ttyコマンドをログに記録したりする機能を持っている、新しい形の脅威だという。また、OrBitは永続性が高くなるように作られており、被害に遭うとハッカーがシステムを乗っ取って情報を窃取できてしまう。

 また、システムへのバックドアを作る機能も備えており、危険度の高い脅威となっている。Linux管理者は十分注意する必要がある。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
Blogによる記事