オープンソース
KDEの後継となる「KDE Software Compilation (KDE SC)4.4」リリース
KDEは2月9日(現地時間)、デスクトップ環境KDEの後継となるデスクトップ環境「KDE Software Compilation 4.4」(KDE SC 4.4、コードネーム「Caikaku」)をリリースした。
「KDE SC」は、デスクトップ環境「KDE」から呼称が変更されたもの。今後、プロジェクトの名称を「KDE」、ソフトウェアの名称を「KDE SC」とするという。
「KDE SC 4.4」は、ユーザインターフェイス「Qt 4.6」をベースとしており、ルックアンドフィールの改善、ウィンドウマネージャ「KWin」の強化、ネットブックへの対応など、多数の機能向上が施されている。また、搭載アプリケーションも強化されている。
KDE SC 4.4は、KDEのWebサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)