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産総研、ロボットプラットフォーム技術「OpenRTM-aist 1.0」をオープンソースライセンスでリリース

産総研 知能システム研究部門は1月28日、ソフトウエアプラットフォームRT(Robot Technology)ミドルウェア「OpenRTM-aist 1.0」を、オープンソースライセンスで配布開始した。

OpenRTM-aistは、センサーやモーター、ロボットアームや移動台車など、ロボットの機能要素をソフトウエアレベルでモジュール化し、ロボットシステムの開発を効率的に行うことを可能にする。RTコンポーネントで既存のソフトウェア資産をモジュール化し、RTミドルウェア上で実行する。モジュールの基本単位であるRTコンポーネントのインターフェース仕様は、国際標準化団体OMGおいて公式標準仕様として採択された仕様RTCに世界で初めて準拠した。医療、福祉、介護など、日常生活空間で動作するサービスロボットの実現が待たれる。

OpenRTM-aistは、WebサイトからソースコードおよびWindows用インストーラ・Linux用パッケージが取得できる。ライセンスは、EPL (Eclipse Public License) と個別ライセンスから選択できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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