オープンソース

Linuxファイアウォール管理ツール「firewalld 1.1」リリース

 Linuxファイアウォール管理ツール「firewalld 1.1」が2月5日(現地時間)、リリースされた。

 「firewalled」は、nftの代替として機能するファイアウォール。Pythonで実装されており、Linux kernelのnetfilterのフロントエンドとして機能する。IPv4/IPv6、ファイアウォール設定、イーサネットブリッジ、IPセットをサポートし、nftの代替として機能する。

 「firewalld」は以前はiptablesをデフォルトのバックエンドとして利用していたが、「firewalld 1.0」よりiptables、ebtables、ipsetともにオプションとなっている。「firewalld 1.1」では、HTTP/3の追加サポート、Apple Filling Protocol(AFP)のサポート、NFLOGターゲットのサポート,LOG属性へのerror/checksの追加など、いくつかの機能が追加されている。

 「firewalld」は、Webサイトから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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