オープンソース
サイバートラスト、ソフトウェアの脆弱性管理を自動化する脆弱性管理ソリューション「MIRACLE Vul Hammer」の新版を提供開始
サイバートラストは1月27日、ソフトウェアの脆弱性管理を自動化する脆弱性管理ソリューション「MIRACLE Vul Hammer」に新機能を追加した最新版を提供開始すると発表した。
「MIRACLE Vul Hammer」は、CentOSなどのLinuxやWindowsなどのソフトウェアと、ネットワークスイッチなどのデバイスの脆弱性をスキャンし、各サーバのパッチ適用状況と事前に設定したポリシーへの違反を一元管理可能にして効率的な脆弱性管理を実現するソフトウェア。
今回の新版では、「米国標準技術研究所(NIST)などのセキュリティガイドラインに沿ったスキャンによるサーバ設定状況の可視化」「日立の脆弱性検索エンジンの組み込みによる脆弱性検索の精度向上」「OSのEOL(End Of Life)管理」が追加された。
新版では、主に大規模サーバを管理・運用する企業に向けた強化が主となっており、システム設定の脆弱性管理を可能にし、企業システムの効率的なセキュリティ強化を支援する。
(川原 龍人/びぎねっと)