ハードウェア

新しいセキュリティプロセッサ「Microsoft Pluton」を搭載したWindows 11 PCがLenovoから発売

Microsoftは1月4日(現地時間)、新しいセキュリティプロセッサ「Microsoft Pluton」を搭載した「Windows 11 PC」がLenovoから発売されると発表した。

Microsoftは、2020年11月にセキュリティプロセッサ「Microsoft Pluton」を発表している。Microsoft Plutonはハードウェアセキュリティコンポーネントとセキュアに統合され、プラットフォームの状態に関する可視性をWindowsのエンドユーザ、将来的にはIT管理者に提供できるようになるとしている。また、Microsoftは、当時「将来的にはすべてのWindows 10 PCに搭載することを目指す」としており、今回Lenovoから「Windows 11」PCが発売される運びとなった。

 Lenovoが発売するのは、「AMD Ryzen 6000」をベースとした「ThinkPad Z」シリーズ。Plutonプロセッサを搭載しており、「Windows 11」がバンドルされている。出荷開始は2022年5月の予定。Plutonセキュリティプロセッサのファームウェアは、「Windows Update」でアップデートできるようになるという。

 Microsoftは、LinuxをベースとしたマイクロコントローラOSなどで構成される「Azure Sphere」と「Xbox」でPlutonを先行して採用している。

(川原 龍人/びぎねっと)

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