オープンソース
セキュリティアップデートが施された「LibreOffice 7.2.4/7.1.8 Community」リリース
The Document Foundationは12月6日(現地時間)、「LibreOffice 7.2.4/7.1.8 Community」をリリースした。セキュリティアップデートが施されたリリースとなる。
「The Document Foundation」は、2010年9月にOpenOffice.orgの開発者らがOracleから独立して立ち上げた、オフィススィートの開発に当たっているコミュニティ。SUSE Linux、Red Hat、UbuntuなどのLinuxディストリビューションの支援を受けており、「OpenOffice.org」から分岐したLibreOfficeの開発に当たる。
「LibreOffice 7.1.4 Community」では、NSSライブラリに発見された深刻な脆弱性(CVE-2021-43527)が修正されている。該当する脆弱性は、深刻度「Critical」となっており、悪用されると任意のコードの不正実行およびDoS攻撃の標的になる危険があるため、ユーザはアップデートが強く推奨される。
「LibreOffice」は、Windows/Linux/Mac OS Xに対応しており、それぞれWebサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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