オープンソース

エクセルソフト、オープンソース違法利用防止ツール「Palamida 3.1.5」を販売開始

エクセルソフトは1月7日(日本時間)、オープンソース違法利用防止ツール「Palamida 3.1.5」を販売開始した。ソフトウェアに含まれるOSSとそのライセンスを自動検出する。

オープンソースソフトウェアは誰でも容易に利用、改変、配布できるが、無条件で可能なわけではなく、あくまでオープンソースライセンスに基づいて配布が許諾されている。一方で、委託・オフショア開発の拡大に伴い、流入ルートは多岐に渡るようになり、OSSの利用状況把握が困難になっている。このため、意図せぬOSSの混入、法的リスクなどが生じる恐れがある。

Palamidaは、ソフトウェアに含まれるOSSとそのライセンスを自動的に検出するツール。対象となるソースコードやバイナリを解析し、結果をレポートする。これによってOSSおよびそのライセンスを確認することで、違法な状態でオープンソースソフトを利用・配布してしまうリスクを未然に防止する。

製品価格は同社への問い合わせとなる。また、Palamidaを使ってOSSの利用状況やライセンスを可視化する「IP診断サービス」も提供されるという。

(川原 龍人/びぎねっと)

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