オープンソース

「VirtualBox 6.1.28」リリース

OracleのVirtualBox最新版、「VirtualBox 6.1.28」が10月19日(現地時間)リリースされた。

VirtualBoxは、ホスト上に仮想マシンを作成し、その上で別のOSを実行することができるソフトウェア。Windows版、Linux版、 BSD版などが用意されており、幅広いゲストOSに対応。個人利用または評価目的の場合は無償で利用可能。また、ソースコードがOSE版としてGPLの下で公開されている。

VirtualBoxでは、仮想マシンからUSB機器を利用したり、Windowsのリモートデスクトップ接続を仮想マシンへ接続する、などが可能。3Dアクセラレーションをサポートしており、64ビットゲストにも対応している。

「VirtualBox 6.1.28」では、ゲストOSとして「Windows 11」が利用できるようになったことが大きな変更点となる。また、「Red Hat Enterprise Linux 8.5」および「Python 3.9」のバインディングもサポートするなど、機能の強化および修正、不具合の修正が施されている。

VirtualBoxはWebサイトから入手できる。非オープンソースのバイナリが含まれる「Extension Pack」は、個人利用に限り無償で利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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