オープンソース

JPCERT/CC、「OpenSSL 1.1.1k」以前に存在する脆弱性について注意喚起

JPCERT/CCは8月25日(現地時間)、「OpenSSL」に存在する脆弱性について注意喚起を発表した。

この脆弱性は、「OpenSSL 1.1.1k」「OpenSSL 1.0.2y」およびそれ以前のバージョン、「OpenSSL 3.0 alpha/beta」に存在する。SM2暗号データの復号処理に問題がありバッファオーバーフローを引き起こす恐れのある脆弱性(CVE-2021-3711)およびASN.1文字列処理におけるバッファエラー(CVE-2021-3712)。いずれも「OpenSSL 1.1.1l」で修正されており、ユーザは迅速なアップデートが強く推奨される。なお、「OpenSSL 3.0 alpha/beta」は正式リリース時に修正される。「OpenSSL 1.0.2」などのバージョンはサポートが終了しており、アップデートは提供されない。アップグレードが強く推奨される。

(川原 龍人/びぎねっと)

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