オープンソース

「BIND 9.16.20」リリース

ISCが提供するDNSサーバ「BIND 9.16.19」に、深刻度「高(High)」となる脆弱性が発見された。この脆弱性は、CVE-2021-25218にて指摘されている。

この脆弱性は、 DNS Response Rate Limiting(DNS RRL)実装上の不具合により、namedに対する外部からのサービス不能(DoS)攻撃が可能となることに起因しており、悪用されると、提供者が意図しないサービスの停止が発生する可能性がある。

対象となるバージョンは、ISC BIND 9.16.19のみだという。ISCは、この脆弱性を修正した「BIND 9.16.20」をリリースしており、ユーザは早期のアップグレードが強く推奨される。

修正されたバージョンのISC BINDおよびISC DHCPは、Webサイトから無償で入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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