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日本IBM、次世代メインフレーム向けOS「IBM z/OS V2.5」を発表
日本IBMは7月27日、次世代メインフレーム「IBM Z」向けの次世代OS「IBM z/OS V2.5」を発表した。9月30日に一般向けの提供開始を予定している。
「IBM z/OS」は、CPUに依存するアプリケーションを含めた、ハイブリッドおよび仮想化サーバを実現するメインフレーム向けOS。「IBM z/OS V2.5」では、CPUの動作周波数が2.5倍に向上したほか、搭載できるCPUが1ユニットあたり10個となった。メモリサイズも約4倍となっており、より規模の大きな用途に利用できるようになった。処理能力は26MIPSから2760MIPSまで130段階に変化させることができ、中規模の用途にも利用で中堅企業から大企業に至るまで、さまざまな規模の業務に活用できるという。
「IBM z/OS」では、プロセッサを「z/OS,VM,VSE用汎用プロセッサ(CP) 」、「Linux専用プロセッサ(IFL)」、「Javaアプリケーション専用プロセッサ(zAAP)」「DB専用プロセッサ(zIIP)」、「カップリング専用プロセッサ(ICF)」、「システム・アシスト・プロセッサ(SAP)」から選択できるようになっている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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